[オカリナ]・・・オカリナ楽譜をフルートで吹こうとすると最低音が出ないため移調が必要となる場合がある。
大黄河 (宗次郎)
故郷の原風景 (宗次郎)
天空のオリオン (宗次郎)
シルクロード (喜多郎)
小さな旅 (NHK日曜日旅番組のテーマ曲)
涙そうそう
さとうきび畑
コンドルは飛んでいく (El Condor Pasa) [本谷美加子編曲]
枯葉 (Les Feuilles Mortes / Autumn Leaves)
慕情(Love Is a Many Splendored Thing)
星空のブルース (Wonderland by Night)
The End of the World
The Way We Were (追憶)
君をのせて (天空の城ラピュタのテーマ曲)
愛燦燦
夜來香
その他多数
オカリナ曲の楽譜がたくさん載っているサイトを見つけました。そこで宗次郎の楽譜を58曲も見つけました。問い合わせていただければ紹介します。しかし最近、楽譜へのリンクが外されたようで残念な状況になっています。でも、すべてのダウンロードは間に合いました。
上のフルートとオカリナの楽譜に興味のある方は問い合わせください。
この楽器はピンキリなのですね。価格に非常な開きがある。そして金の音色とか銀の音色などの言葉が専門誌の記事や広告に踊っている。かなり変わった世界でもあります。
フルートの素材は安いものは洋銀。これは洋白ともいって銅・スズ・ニッケルの合金です。高級なものは銀です。更に高いものは金になる。その世界の専門誌では、高い材料ほど素晴らしい音色ということになっていて高額になります。
フルートは約450gほどの重さがあります。ピンキリの価格のコスト内訳を考えて見ました。
内訳はざっと次のようになります。便宜上部品も含めて、金は24金、銀は純銀とし、総重量を乱暴ですが一律450gとします。楽器価格は大体の値としました。金や銀には加工性や強度などのために他種金属が混ぜてあり、場合によっては更に高くなると思われますが無視します。
材料 | g単価 (円) |
地金総額 (円) |
楽器価格 (万円) |
部品費 (万円) |
総材料費 (円) |
加工費+諸経費+利益 (円) |
洋銀 | 0.4 | 180 | 9 | 2 | 20,180 | 69,820 |
銀 | 72 | 32,400 | 80 | 2 | 52,400 | 747,000 |
金 | 4,300 | 1,935,000 | 500 | 2 | 1,937,000 | 3,063,000 |
仮定はなかなか難しい。キーやレバー部品の素材費は地金総額に入れたので、部品費は部品加工費を含めて一律にしました。不正確だと思うが止むを得ません。部品は外注加工の可能性があります。
表を見ると高価な材料ほど、[加工費+諸経費+利益]が跳ね上がるのが分かります。加工費には加工のほか、チューニングなどの工数を含みます。
フルートを吹き始めてから2014年4月時点で約2年といったところです。それまでは触ったこともなしでした。美しい音色に惹かれてつい手を出しました。若い時にクラシックギターを少しかじっていたこともあり楽譜に対しての抵抗感はありません。
そして、オカリナも2013年の夏に始めて9ヶ月です。始めた理由はフルートを練習し過ぎたためか左手人差指が腱鞘炎になったからで、治るまではオカリナでもと思ったわけです。(腱鞘炎の痛みはほぼ消えました。)
このことから次のことが分かります。
1.洋銀のものは加工を流れ作業として、加工費を最小にしている。場合によっては加工と調整が雑である。
2.金銀製は非常に丁寧に作られ、場合によっては作り直してでもうまく仕上げる。
3.調整にかける時間が全く違う。高いものはチューニングに時間と手間をかけている。
4.従って高いものほどいい音の出る楽器となる。
1人1ヶ月の人件費は100万円程度でしょう。 |
さて、私の好きな練習曲を羅列します。すべて初心者向けの楽譜です。数曲ですが聴くに耐えない下手糞な演奏が聴けます。下手すぎます。今はもう少しマシになったので、そのうち差し替えます。
[フルート]
Stardust
磯鴫 (The Shadow of Your Smile)
煙が目にしみる (Smoke Gets In Your Eyes)
エーゲ海の真珠 (Penelope)
慕情 (Love Is a Many Splendored Thing)
Summertime
My Way
Wonderland by Night (星空のブルース)
白い渚のブルース (Stranger on the Shore)
The Way We Were (追憶)
The Godfather Waltz
The Godfather Theme
Alfie (Burt Bacharach)
You Make Me Feel Brand New (The Stylistics)
Betcha by Golly, Wow (The Stylistics)
Only You (The Platters)
男と女 (Francis Lai)
さらば夏の日 (Francis Lai)
Le Voyou (Francis Lai)
Concerto Pour La Fin D'un Amour (Francis Lai)
Je t'aime... Moi non plus
雪が降る (Adamo)
魅惑のワルツ (Fascination)
夜空のトランペット (Il Silenzio/静寂)
さすらいのマーチ (Concerto Disperato/絶望の協奏曲)
霧のカレリア
鉄道員
笛吹童子
黒のクレール(大貫妙子)
ピアニカ(大貫妙子)
駅 (竹内まりや)
Gelsomina
Your Song (Elton John)
Michell (The Beatles)
Oblivion (Piazzolla)
Der Einsamer Hirte (The Lonly Shepherd)[邦題はなぜかロマーナの祈り]
Ave Maria (シューベルト、グノー、カッチーニ)
G線上のアリア (Air on the G String)
タイスの瞑想曲 (Massenet)
Vivaldiの四季 The Winter 2nd Mvt
Je Te Veux (あなたが欲しい)
Estrellita
Perfidia
Aquellos Ojos Verdes
Amor, Amor, Amor (Julio Iglesias)
La Golondrina
Siboney
Harlem Nocturne
悲しみの礼拝堂 (Triste Santuario) [ギター楽譜からメロディーを抜き出しました。]
というわけで写真のようなフルートとオカリナで楽しんでいます。
フルートは独習で外に持ち出すことはないので今は安物で我慢しています。しかしこれでも十分に美しい音色が出ていると感じています。もちろん上のクラスのフルートを吹いたことがないままの物言いですが。フルートの値段はピンキリで高いものは1000万円近くし、安いものは5万円そこそこです。特別な名器だからというわけでないにも拘わらず、なぜこんなにも高いのか、そのうち理由を検討してみたいと思います。下段に書き加えました。
オカリナは次の2本を揃えました。穴の位置や大きさがかなり異なります。吹き込み圧も違います。
1. POPOLOのC調スタンダード
2. 亜音(ANONという)黒陶のC調
オカリナは音域が狭いのです。従って吹ける曲が限定されます。C調は楽譜の下第2線のラ音から第5線のファ音までの1オクターブ半ほどです。C調はドレミと吹けば楽譜どおりの音が出ます。ただし記譜より1オクターブ高く出ます。
オカリナにはF調やG調などもあります。C調のオカリナの『ド』の指位置でF調では『ファ』の音になり、G調では『ソ』の音になります。音域幅は同じです。すなわち移調楽器ということですね。音域を示す楽譜を見てください。
従ってF調やG調のオカリナでC調用オカリナと同じ指使いで吹くと楽譜より高い音になってしまいます。
即ちF調オカリナで単にドレミと吹くと長調であれば、♭一つが付いた『ヘ長調』になってしまいます。一人で楽しむ場合は問題ないとはいえ、いい吹き方とは思いませんね。感心できません。他の楽器と合奏すると拙いことになりますよ。最初は苦労してでも楽譜どおりの音を出すべきですね。楽譜もそれに合わせたものがいい。
オカリナはえも言われぬいい音色ですが、納得のオカリナに到達するのはかなり大変だと分かりました。高音域がかすれるとか、低音域で異物が詰まった感じになるとか、歌口からの噴出し音が耳障り等あります。手持ちの2本のオカリナも一長一短です。
単純に言えば以上のことが言えると思います。
しかし楽器業界の宣伝の仕方は違うのですね。金の音色、銀の音色などの御託を並べて購買意欲をそそっています。
でもこれは変ですよ。フルートを吹くと分かるし技術者なら納得できるのですが、音の振動は管の中の気柱であって金属の管体ではありません。管内部の幾何学的寸法や構造で決まります。材料で音色は変わらないでしょう。振動を抑えようと管体を外から押さえつけても音色は変わらないでしょう。
洋銀製でも同様な工程で製作すれば、間違いなく素晴らしい音が出るでしょうね。でもこれを高い値段を付けて売ろうとしても無理があります。高い加工費を金の音色だの銀の音色だのと言って価格に上乗せすれば買う方も納得できます。
いずれにしても、高いものほどいい音になる理屈です。
そんなカラクリだと思います。
しかしこんな想像をすること自体が変かもしれないが、各フルートメーカーはどのような幾何学的寸法や構造が一番いいのかデータを持っているはずです。費用をそんなにかけない範囲で流れ作業の低価格品にも適用可能部分が多くあるはずです。でもそうすれば上位品との差が小さくなってしまう。これでは商売が上手く行かない。従ってどうするかです。
ひところの一眼レフカメラにも噂がありましたが、出し惜しみ即ちdegradeです。考えたくないことですが、そんな気がします。
新たにコルトマン博士の論文『フルート材料の音色への影響』追加したのでここをクリックしてください。
上に述べたことを科学的に証明している論文です。やはりフルートは構造と作りの技で決まるようですね。
C調
F調
実は、以上の他、クロマチックハーモニカと複音ハーモニカもやっています。上の2つの楽器と比べると、ハーモニカは♯♭が沢山あると非常にやっかいですね。♯♭と吹吸の組合せになるので頭が混乱します。その点に関しては、フルートやオカリナでは難しくはありません。しかし当たり前ですが♯♭のない曲ではハーモニカは遥かに容易です。でもこれでは吹ける曲が大幅に限定されてしまいます。
複音ハーモニカで半音を出すには、半音ずれたハーモニカとの2本持ちになるのですが、レバーで半音が出せるクロマチックハーモニカより扱いが厄介です。2本持ちでは2本の間にまたがるスラーやトリルなどが途切れてうまくできない欠陥があります。
もう一つハーモニカが難しいのは音が飛ぶ曲です。間髪を入れずに口を離れた穴に持っていくのはかなり大変です。
このような理由から複音ハーモニカは楽器としては問題点が多く、結局は半音なしで吹く爺さん婆さん専用の楽器なんでしょうね。そのためでしょうが、数字譜が普及しています。これはドレミファソラシを1234567に置き換えたもので、数字がとにかくたくさん並んでいるので通常の楽譜と違って直感的ではありません。楽譜の読めない人向けのものです。
最近思い始めたことです。ハーモニカの吹き口を覗くと汚れが堆積しています。どんなに口を清潔にしても、汚れが堆積します。ハーモニカは吹くだけでなく、吸うときも音を出す特徴があります。ということは吸うときに汚れの粒子も一緒に肺に深く入り込むわけで、誤嚥性肺炎になりかねないと思うのです。特に年寄りは危なそう。ハーモニカの掃除は水洗できるものはまだいいが、不可のものもあります。
フルートなどの笛は吹く動作だけなので問題なしです。
試聴を軽快にできるようにSoundCloudを使いました。これまでパソコンに大きな負荷がかかっていましたが、とても軽快になりました。
(Frameと呼ばれる窓を通して、よそのサイトであるSoundCloudを覗き見しているという具合です。)
そしてフルートは普段はケースには戻さないで、紐で鴨居から吊るしています。写真のように紐の下端にプラスチック製のフックを付けて、紐の上のほうにはフルートの頭部管を通す環を付ければフルートを吊るせます。
そして、G#キーなどの常閉キーは吸取り紙を噛ましています。乾いていない状態でそのまま閉じるのはタンポの寿命を損ねるように思うからです。もっとも効果の程はわかりませんが。
フルートを床に立てるスタンドはひっくり返す恐れがあるので良くないです。
フルートは美しい音を出すのが非常に難しい。口の当て方、口のすぼめ方、吹き込む角度、吹き込む強さ等々で音が非常に変わりますね。倍音の混じり方、すなわち音色も大きく変わってしまう。その日の調子で全く駄目な日もあります。初心者には難しい楽器です。
そして、この年になると速い曲はもう無理です。指がうまく動きません。指が回らないというのでしょうか。若者と違って上達に限界がある。それも低いところに限界があります。でも少しでも上達すべく日々練習に勤しんでます。
吹き終わったら必ず内部の水分を掃除棒を使って拭き取ります。PAD(タンポ)の水滴を吸い取るのにはなんと『インクの吸い取り紙』を使ってます。インク吸取器(ブロッター)に付ける紙です。これはとても安いしその名の通り上手く吸い取ってくれます。
その後見つけたのですが、次のサイトにコーヒーフィルターがいいとの記事がありました。手軽で安くていいと思いますね。 http://kurikiyo.sblo.jp/article/40062613.html